amatsuamaguri@フィリピン

フィリピンに駐在中です。ガジェット、漫画、旅行、読書、お酒が好きです。

99%の人がしていないシリーズの感想について

 表題の本を読んだので、少し感想を記載します。フィリピンは今、雷がなってて電気が止まらないかビクビクしています。

こういった本は今の自分の仕事や考え方を振り返るためにも、定期的にいろんな本を読むようにしておきます。 PDCAでいう、Cのステップとして。

99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ

99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ

 

 

<ハイライトしたキーワード>

上司には、3分良いですか

ホウレンソウを早めにする

相手と言葉を揃える、共通認識を持つ

とりあえず、ではなく、まず、という

上司には、Go/No go を言えるように、クローズドのクエスチョンでホウレンソウ

座る席を戦略的に考える

ホワイトボードがあれば、ホワイトボードの前

面と向かった席は対立席

隣り合わせの席は、交流位置

 

<コメント>

・ホウレンソウ、特にゴールや目的については、実際の作業をスタートする前に上司とすり合わせをしておく。この擦り合わせなしに作業をスタートして、あとでやり直し、となると、時間が勿体無い。

・人って思っているより勝手に言葉を解釈しているので、最初に時間がかかっても、言葉の定義や前提は揃えておく方が、結果的に早道

・上司にGo/No Goのどちらかで判断できるようにホウレンソウできればbest、というのは納得。でも難しい。つまるところ、どうしましょう、ではなく、どっちにしましょう、とか、こうするので良いですか、というホウレンソウの仕方が望ましい。ただし、マイナスの案件は準備より時間軸を優先して、とにかく報告しておく

・議論は空中戦になりがちなので、いろんな工夫をして見える化する。英語で見える化するのが大変何ですが、言葉や文化が違う場合、特に見える化しないと、何を議論しているか、全く分からなくなる。空中戦の議論ほど、しんどいものはないと思います。

 

99%の人がしていない たった1%のリーダーのコツ

99%の人がしていない たった1%のリーダーのコツ

 

 <ハイライトしたキーワード>

リーダーとマネージャーは役割が違う

リーダーは、変化を見極め組織の向かうべきビジョンを掲げ、関係者を動機づけ、ビジョンに向かわせる人

マネージャーは、決められた目標に向けて組織を管理し、目標を達成させる人

 

コミュニケーションは指示・依頼ではなく、「期待・依頼」に基づくもの

自分の意見に同意する人ばっかりになるとまずい

作業指示を基本はしないことが大切

作業のやり方そのものは、聞かれるまでは答えない

手柄はメンバーのもの、失敗はリーダーの責任

過去の失敗を説教するのはだめ

かわいそう、などの主観的な「同情」を評価基準に持ち込んではだめ

メンバーのSOSは最優先で対応する

トラブルの相談があったら、まずは、有難う。そして、怒らない。

リーダーの仕事は、決めること、そして、伝えること、チームとしてやりきること

ブレない。ブレないためには、共有された基本方針が必要

11で話す機会をなるべく作っていく

資料の誤字脱字のような細かいことに気を使ってはいけない

文句と意見。違いは次に繋がるかどうか

やめたい、といったときは、本人の夢の実現、低い業績の人であれば諦める。

確認事項①今の会社と同時に内定を取った場合はどうする②次の会社にあるものは何か

③家族の積極的な同意はあるか

忙しくても、忙しくないふりをする

リーダーは部下を頼る、知らないことは聞く。

 

<コメント>

・上に立つ人が何もリーダーではない、というのは最近よく聞きますが、まさに変化・ビジョンに向かわせる影響力を持つ人が、リーダー。ワンピース型リーダーってのもよく聞きますね。

・Howではなく、  Whyや What型の指示を意識する。緊急時は別。

・メンバーのSOSに時間を取るためにも、自分の時間のバッファを持っておくことが大事だなあ、と最近思います。そのためにも、どうやって自分の仕事をさばいていくか、を意識しないと、と思います。

・フィリピンだと、やめたい、という人がこれからも続々と出てくると思いますので、非常に参考になります。フィリピンの場合は生活給の割合が多いので、給与が高いところに行きます、という相談が多いはず・・・・