99%の人がしていないシリーズの感想について
表題の本を読んだので、少し感想を記載します。フィリピンは今、雷がなってて電気が止まらないかビクビクしています。
こういった本は今の自分の仕事や考え方を振り返るためにも、定期的にいろんな本を読むようにしておきます。 PDCAでいう、Cのステップとして。
- 作者: 河野英太郎
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2012/03/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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<ハイライトしたキーワード>
上司には、3分良いですか
ホウレンソウを早めにする
相手と言葉を揃える、共通認識を持つ
とりあえず、ではなく、まず、という
上司には、Go/No go を言えるように、クローズドのクエスチョンでホウレンソウ
座る席を戦略的に考える
ホワイトボードがあれば、ホワイトボードの前
面と向かった席は対立席
隣り合わせの席は、交流位置
<コメント>
・ホウレンソウ、特にゴールや目的については、実際の作業をスタートする前に上司とすり合わせをしておく。この擦り合わせなしに作業をスタートして、あとでやり直し、となると、時間が勿体無い。
・人って思っているより勝手に言葉を解釈しているので、最初に時間がかかっても、言葉の定義や前提は揃えておく方が、結果的に早道
・上司にGo/No Goのどちらかで判断できるようにホウレンソウできればbest、というのは納得。でも難しい。つまるところ、どうしましょう、ではなく、どっちにしましょう、とか、こうするので良いですか、というホウレンソウの仕方が望ましい。ただし、マイナスの案件は準備より時間軸を優先して、とにかく報告しておく
・議論は空中戦になりがちなので、いろんな工夫をして見える化する。英語で見える化するのが大変何ですが、言葉や文化が違う場合、特に見える化しないと、何を議論しているか、全く分からなくなる。空中戦の議論ほど、しんどいものはないと思います。
<ハイライトしたキーワード>
リーダーとマネージャーは役割が違う
リーダーは、変化を見極め組織の向かうべきビジョンを掲げ、関係者を動機づけ、ビジョンに向かわせる人
マネージャーは、決められた目標に向けて組織を管理し、目標を達成させる人
コミュニケーションは指示・依頼ではなく、「期待・依頼」に基づくもの
自分の意見に同意する人ばっかりになるとまずい
作業指示を基本はしないことが大切
作業のやり方そのものは、聞かれるまでは答えない
手柄はメンバーのもの、失敗はリーダーの責任
過去の失敗を説教するのはだめ
かわいそう、などの主観的な「同情」を評価基準に持ち込んではだめ
メンバーのSOSは最優先で対応する
トラブルの相談があったら、まずは、有難う。そして、怒らない。
リーダーの仕事は、決めること、そして、伝えること、チームとしてやりきること
ブレない。ブレないためには、共有された基本方針が必要
1対1で話す機会をなるべく作っていく
資料の誤字脱字のような細かいことに気を使ってはいけない
文句と意見。違いは次に繋がるかどうか
やめたい、といったときは、本人の夢の実現、低い業績の人であれば諦める。
確認事項①今の会社と同時に内定を取った場合はどうする②次の会社にあるものは何か
③家族の積極的な同意はあるか
忙しくても、忙しくないふりをする
リーダーは部下を頼る、知らないことは聞く。
<コメント>
・上に立つ人が何もリーダーではない、というのは最近よく聞きますが、まさに変化・ビジョンに向かわせる影響力を持つ人が、リーダー。ワンピース型リーダーってのもよく聞きますね。
・Howではなく、 Whyや What型の指示を意識する。緊急時は別。
・メンバーのSOSに時間を取るためにも、自分の時間のバッファを持っておくことが大事だなあ、と最近思います。そのためにも、どうやって自分の仕事をさばいていくか、を意識しないと、と思います。
・フィリピンだと、やめたい、という人がこれからも続々と出てくると思いますので、非常に参考になります。フィリピンの場合は生活給の割合が多いので、給与が高いところに行きます、という相談が多いはず・・・・