言葉の定義をすることの重要さ
言葉をできるだけ具体的に定義すること、明確に使い分けることを最近、意識しています。
今、自分の組織の中期の方向性を考えているのですが、
ミッション、ビジョン、バリュー、スローガン、問題、課題、中期方針などなど、普段、曖昧に使っている言葉がたくさんあって、それぞれの言葉の定義をしたうえで議論しないと、話が噛み合わないことが良くあります。
議論の中で、以下のように定義してみましたが、もう少し明確に定義付けできるような気もします。例えば、状態と姿ってどう違うの、また、あるべき姿とありたい姿には違いがあるのか、などなど、言葉、というのは、本当に奥深い。。。。
ミッション・・・存在意義。なぜ、その組織が存在しているのか。
ビジョン・・・・ある時点での組織としてのありたい状態・姿
バリュー・・・・組織として大切にしたい価値観、組織としての行動指針のようなもの
スローガン・・・”誰々”に対して”○○”を端的に、簡単に想起させるメッセージ
問題・・・・・・現状とあるべき・ありたい状態のギャップ
課題・・・・・・あるべき・ありたい状態にむけてなすべきこと
中期方針・・・・現状からあるべき・ありたい状態に進むための施策。戦略に近いワード
特に、海外ではたらいていると、言葉や文化が違うので、より、言葉の定義は明確に、具体的に使うことを意識してコミュニケーションするように心がけています。
そういえば、英語で考えると、日本語よりも明確な表現を使わないと、文として成り立たないことが多いので、ビジネス言語として使用する場合は、英語で考える癖、というのは、良い思考の訓練になるように思います。